田んぼ10年プロジェクトに参加している皆さんの生き物を大切にして育てたお米を紹介するサイトを作りました。是非、掲載情報をお寄せください。

田んぼ2030プロジェクト メールマガジンVol.04(2022年10月08日)

「田んぼ2030プロジェクト」関係者のみなさん

ラムネットJ水田部会からのメールマガジンをお届けします。

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【01】イベント情報:田んぼ2030プロジェクト第2回ミニフォーラム
【02】「田んぼ2030プロジェクト」の新しいロゴが誕生
【03】新装版「田んぼ2030だより」発行について
【04】農林水産省との環境保全関係支払制度について意見交換

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田んぼの生物・文化多様性 2030 プロジェクトとは?

田んぼの生物・文化多様性 2030 プロジェクトとは?


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└【01】田んぼ2030プロジェクト第2回ミニフォーラム「魚のゆりかご水田をはじめとする琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業」開催のお知らせ
https://tambo10.org/archives/1586

2022年7月に「世界農業遺産(GIAHS)」(註1)に、滋賀県琵琶湖地域(註2)が登録されました。

この琵琶湖と共生する持続可能な農林水産業、そして人びとの営みについて、青田朋恵さん(「ここ滋賀」所長)に話題提供していただきます。

そのあと、「自然の恵み(≒食べ物など)を未来に伝えよう」というテーマで、参加者のみなさんとの意見交換を行います。ご参加お待ちいたします。(安藤)

日時:2022年10月14日(金)18:00~19:40
オンライン(Zoom)開催
参加費:無料(要事前申し込み)
申し込みフォーム
https://forms.gle/pTULM72bcfASXuyg6

註1:農林水産省:世界窯業遺産
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kantai/giahs_1_1.html
註2:滋賀県琵琶湖地域
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kantai/giahs_3_191.html

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└【02】「田んぼ2030プロジェクト」の新しいロゴが誕生

ラムネットJでは、2010年に名古屋で開催された生物多様性条約COP10を契機に採択された愛知目標や、「国連生物多様性の10年」を田んぼで実践する取り組みとして、「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」を立ち上げ、2020年までその活動を継続し、今回その活動を継承して、「田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト」の立ち上げに取り掛かっています。

そのシンボルとして、新たなロゴを作成しました。

今回は、田んぼの生物多様性を特徴づける“生きもの”を主役にして、春~初夏版とと夏~秋版の2種類を作成しました。

春~初夏版は、土水路などが残された伝統的な水田で見かけるカエルのなかから、とても愛くるしいシュレーゲルアオガエルを主役とし、水生昆虫、水草、ツバメなどが登場します。

晩夏~秋版では、赤トンボを中心に、イナゴや初雁の群れなどが描かれています。

ロゴの写真は、こちらをごらんください。
https://tambo10.org/archives/1597

生きもののイラストは菅原暢子さん、全体のレイアウトは戸島直子さんにお願いしました。
これから10年間皆さんに可愛がっていただけることを願っています。(呉地)

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└【03】新装版「田んぼ2030だより」発行について

「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」に登録されたみなさんにお届けしていたニュースレター『田んぼわらしのささやき 田んぼ10年だより』(註3)が新しくなります。

新装版のタイトルは『田んぼ2030プロジェクト 田んぼだより』。
第1号は10月中〜下旬の発行を目指して、現在作業中です。

表紙のデザインなどを一新し、地域の社会や生活、文化と生きものとの関わりへより一層目を向けたニュースレターとして、田んぼ2030プロジェクトに参加されているみなさんにお届けします。

登録者間の情報発信・意見交換の場としても活用していただきたいと思います。
みなさまからの投稿・ご意見もお待ちしています。(安藤)

註3:『田んぼ10年だより』バックナンバー
https://tambo10.org/archives/1463

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└【04】農林水産省との環境保全関係支払制度について意見交換

水田の生き物を保全するための仕組みとなる、農林水産省の環境保全直接支払い制度(註4)、多面的機能支払い制度(註5)、中山間地支払い制度(註6)について、生きものへのより良い運用を目指して、農林水産省の担当者とNGOとで、定期的な意見交換を行っています。

この意見交換会は日本自然保護協会が窓口となり、オリザネット、WWFジャパン、日本野鳥の会、ラムネットJが参加しています。

9月14日には、これらの制度による生きものの保全への効果の判定・評価に環境省のモニタリング1000などの調査の利用の可能性や田んぼダムの治水への有効性について意見交換を行いました。(金井)

註4:農林水産省:環境保全型農業直接支払交付金
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/kakyou_chokubarai/mainp.html
註5:農林水産省:多面的機能支払交付金
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kanri/tamen_siharai.html
註6:農林水産省:中山間地域等直接支払制度とは
https://www.maff.go.jp/j/nousin/tyusan/siharai_seido/s_about/

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└【あとがき】
残暑からの長雨、そして、急な冷え込みと、不安定な気候がつづきます。
農作業をされている方々は、例年にもまして忙しい日々を送られていることでしょう。

さて、8月19日開催した第1回ミニフォーラムの報告を、田んぼ2030プロジェクトのウェブサイトに掲載しました。
話題提供者の古沢さんのプレゼン資料のPDFも下記からアクセスできます。ご活用ください。
https://tambo10.org/archives/1608

ニュースレターの感想やご希望、イベント情報など、みなさんからのご意見も募集しています。次号もお楽しみに。(原野)

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