ラムネットJでは、2010年に名古屋で開催された生物多様性条約COP10を契機に採択された「愛知目標」や、「国連生物多様性の10年」を田んぼで実践する取り組みとして、「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」を立ち上げ、2020年までその活動を継続してきました。
2021年12月にその活動を継承して、「田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト」のキックオフ集会を開催しました。
このたび、そのシンボルとして、新たなロゴを作成しました。
今回は、田んぼの生物多様性を特徴づける“生きもの”を主役にして、春~初夏版とと夏~秋版の2種類を作成しました。
春~初夏版は、土水路などが残された伝統的な水田で見かけるカエルのなかから、とても愛くるしいシュレーゲルアオガエルを主役とし、水生昆虫、水草、ツバメなどが登場します。
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晩夏~秋版では、赤トンボを中心に、イナゴや初雁の群れなどが描かれています。
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生きもののイラストは菅原暢子さん、全体のレイアウトは戸島直子さんにお願いしました。
これから2030年まで、みなさんに可愛がっていただけることを願っています。(呉地)