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田んぼの生きものを育むお米たち
~食べることも保全活動~
田んぼプロジェクト HP 特設コーナーでの生物多様性に配慮して作られたお米の紹介(と販売)
背景
ラムネットJの「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」では、愛知ターゲットの水田版「水田目標」を定め、「田んぼ10年行動計画」に基づき、様々な活動を展開してきました。この間の活動の中で、プロジェクトに参加する農家さんや自治体など、農業の現場から出された大きな課題の一つが、頑張って生物多様性に配慮したお米を作っても、販売に結びつかず仲間が増えていかないという問題です。各地で開催してきた地域交流会、全国集会の出席者からも毎回この問題に関する意見が多数出されてきました。
また、CBDの第15回締約国会議(2021年5月開催予定)で決定される予定のポスト愛知ターゲットの中にも「人々の消費行動を変える」という項目が挙げられ、消費者が持続可能な製品・作物を選択することで生物多様性の向上が実現に近づくとされているようです。
また、CBDの第15回締約国会議(2021年5月開催予定)で決定される予定のポスト愛知ターゲットの中にも「人々の消費行動を変える」という項目が挙げられ、消費者が持続可能な製品・作物を選択することで生物多様性の向上が実現に近づくとされているようです。
ねらい
田んぼ10年に登録している農家さんなどが作る「生きもの認証米」などの情報を都会の消費者に伝え、生物多様性に配慮したコメづくりへの理解をすすめ、食べることを通じて生物多様性向上に貢献できるような仕組みを作ります。そのための第一歩として、WEBサイトでお米の紹介ができるよう、該当する農家さん・登録団体への聞き取り調査を行い、WEBサイトに掲載します。最終目標としては、各地で作られたこれらのお米の販売促進に協力し、生物多様性に配慮したお米作りの仲間が増えて農村地域がかつての生きものの賑わいを取り戻し、持続可能な地域づくりに貢献することを目指します。
- 2022-07-24
- 2022-08-17
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鶴喰なの花村「鶴喰米」
私たち鶴喰なの花村は、球磨川の支流に開かれた土地として、環境保全に関心を持っています。稲刈りの後には、菜の花と蓮華の種をまき、それらを緑肥として次の年の春には田んぼにすき込みます。2021年には、初めてドローンを使った防除作業をおこなったため化学合成農薬が1成分多くなってしまい、特別栽培米の表示はできませんでしたが、組合の設立以来ずっと特別栽培米の肥料と農薬設計で米を栽培しています。 […]
- 2021-07-01
- 2021-07-02
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蕪栗グリーンファーム「ふゆみず田んぼ米」
ラムサール登録地『蕪栗沼・周辺水田』で作られたふゆみずたんぼ米です。 冬場には田んぼに水が張られ、野鳥が羽を休めたり、エサをついばむ光景が見られます。地域で無農薬に取り組んでいるため、飛散農薬も少ないのが特徴です。環境に重点を置いた田んぼ作りをしています。 ふゆみずたんぼの歴史は300年前に遡ります。会津農書にたふゆみずとして紹介しています。簡単に言えば冬の田んぼに水を張るだけのことですが宮沢賢治 […]