田んぼ2030プロジェクト ミニフォーラム第9回
田んぼの生物多様性を活かし、
メタンの発生を抑制する
〜生物多様性保全策と気候変動対策の相乗効果を高め、
課題の同時解決を目指す〜
「田んぼは温暖化効果ガスの1つであるメタンの発生源である」という批判があります。
2024年1月に開催されたダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)では、水田に水を張る稲作そのものを否定するような発言を、バイエル社のCEOが行いました。
本当にそうなのでしょうか。
田んぼは単にコメの生産をするだけの場所ではなく、生物多様性を育む機能があり、気候危機対策にも貢献している分があります。
そこで、呉地正行さんに、生物多様性保全策と気候変動対策の相乗効果を高め、課題の同時解決を目指す方法などについて話題提供していただき、参加者との意見交換を行います。
田んぼ2030プロジェクト ミニフォーラム第9回
日 時:2025年3月14日(金)18:30〜20:10(18:20頃からログイン可能)
開 催:オンライン(Zoomミーティング)
参加費:無料(申し込み不要)
Zoom情報
https://us02web.zoom.us/j/89583041116?pwd=QIcE7kbmIOZQe03fmuPMT3dnS6hI21.1
ミーティング ID: 895 8304 1116 パスコード: 390794
主 催:ラムサール・ネットワーク日本
※このイベントは地球環境基金の助成を受けて開催します。
【プログラム】
◎話題提供
1.田んぼの生物多様性を活かし、メタンの発生を抑制する
〜生物多様性保全策と気候変動対策の相乗効果を高め、課題の同時解決を目指す〜
呉地正行さん(ラムネットJ理事)
◎質疑応答/意見交換
【講師プロフィル】
■呉地正行(くれち まさゆき)さん
1949年神奈川県生まれ。東北大学理学部卒業。ガン類の保護、希少種の回復・復元とその生息地の保全、およびガン類と農業との共生に取り組む。市民参画型の自然再生運動や地域興しを実践。水田の湿地機能に注目し、生物多様性を活かした循環型農業をめざす「ふゆみずたんぼ」を広く紹介。蕪栗沼・周辺水田のラムサール条約湿地登録や、水田の湿地機能と生物多様性に注目したラムサール条約と生物多様性条約の「水田決議」採択にも関わってきた。大潟村応援大使、蕪栗ぬまっこくらぶ理事長なども努める。2022年には、山階芳麿賞、ラムサール条約のラムサール賞ワイズユース部門を受賞。
【問い合わせ】
NPO法人 ラムサール・ネットワーク日本
東京都台東区台東1-12-11 青木ビル3F
〒110-0016
Eメール jimu@tambo10.org