農研機構(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)の研究員、片山直樹さんの大規模野外調査の成果をお聞きし、田んぼ2030プロジェクトでテーマとして取り上げてきた「生物多様性を育む農業」を検証・再確認します。
この研究結果を踏まえて、地域の現場での生物多様性の保全・回復に結びつけるために、田んぼの生物・文化多様性プロジェクトに参加する人びと、ふゆみずたんぼ、「生物の多様性を育む農業国際会議(ICEBA)」など、現場で活動する人々との意見交換を行いたいと思います。
日時:2023年12月15日(金) 18:30~20:10
開催方法:オンライン(Zoomミーティング)のみ
参加費:無料(要事前申し込み)
主催:ラムサール・ネットワーク日本【申し込み】
下記リンクまたはQRコードのフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/ti2yaofpzo5Pt4L39
チラシPDF
【プログラム】
◎話題提供
「農地の生物多様性を向上させる農法に関する大規模野外調査の成果および中山間地域の農業のネイチャーポジティブについて」
片山直樹 さん(農研機構農業環境変動研究センター生物多様性研究領域生物多様性変動ユニット主任研究員)
◎質疑応答/意見交換
地域で生物多様性を向上させる農法を取り入れるためには
〜ふゆみず田んぼ・生物の多様性を育む農業国際会議などの経験を通じて〜
【講師プロフィル】
■片山直樹さん
1984年東京都中野区生まれ。大学院卒業後、農業環境技術研究所(現・農研機構・農業環境研究部門)に入所し、生物多様性の研究に従事。主に農地の鳥類をはじめとする生きものと、有機栽培や耕作放棄の関係を研究してきた。日本鳥学会・黒田賞受賞。
【問い合わせ】
NPO法人 ラムサール・ネットワーク日本
〒110-0016 東京都台東区台東1-12-11 青木ビル3F
Eメール info☆ramnet-j.org(☆印は@に置き換えてください)
※このミニフォーラムは地球環境基金の助成を受けて実施しています。
※「田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト」は、以下の企業などからのサポートをいただいています。
JA全農、コープデリ事業連合、MS&ADインシュアランスグループ