田んぼ10年プロジェクトに参加している皆さんの生き物を大切にして育てたお米を紹介するサイトを作りました。是非、掲載情報をお寄せください。

【イベント案内】田んぼ2030プロジェクト 第3回ミニフォーラム

ラムネットJが展開する「田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト」では、2022年度は文化多様性を活動目的に取り込んでいるFAO(国連食糧農業機関)の世界農業遺産に注目してミニフォーラムを開催しています。

3回目のミニフォーラムでは、2017年に「持続可能な水田農業を支える大崎耕土の伝統的水管理システム」で世界農業遺産に認定された、宮城県大崎市の活動を取り上げます。

大崎耕土の伝統的水管理システムや、水田農業によって育まれる湿地生態系・農文化などについておふたりの講師から話をうかがい、その後、参加者のみなさんと意見交換を行います。

■田んぼ2030プロジェクト 第3回ミニフォーラム
日時:2023年1月27日(金) 18:30〜20:10
開催方法:オンライン(Zoomミーティング)のみ
参加費:無料(要事前申し込み)
主催:ラムサール・ネットワーク日本【申し込み】
下記リンクまたはQRコードのフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/J4S4Upa7LRnUet3w9


チラシPDF

【プログラム】
◎第1部 話題提供
「世界農業遺産「大崎耕土」の生物文化多様性を探る」

講師:車田 敦 さん(宮城県大崎市教育委員会事務局文化財課課長補佐)
舩橋玲二 さん(NPO法人田んぼ理事長)

◎第2部 質疑応答/意見交換

【講師プロフィル】

■車田 敦(くるまだ あつし)


宮城県大崎市教育委員会事務局文化財課課長補佐(調査担当)。東北学院大学文学部史学科民俗学専攻卒業。仙台市歴史民俗資料館、石巻市教育委員会、多賀城市埋蔵文化財調査センターの臨時・非常勤職員を経て,2001年大崎市(旧田尻町)に文化財専門職(学芸員)として入職。
2017年12月世界農業遺産に認定された「持続可能な水田農業を支える大崎耕土の水管理システム」の申請の際には、申請書の原案作成から編集・執筆に係り、日本農業遺産・世界農業遺産の各種審査・現地調査の際にプレゼンテーションを担当している。GIAHS(世界農業遺産)認定後も引き続き文化財業務を行いながら、農耕文化総合調査等大崎耕土のGIAHSアクションプラン推進事業にも携わっている。

■舩橋玲二(ふなはし れいじ)


ラムサール・ネットワーク日本理事・NPO法人田んぼ理事長。宮城県大崎市に拠点を置くNPO法人田んぼは、「大崎耕土」の世界農業遺産認定前~現在の生きもの調査や、農産物の認証制度の検討等に関わってきました。地域の大切な資源である生物多様性を育みながら、産業としての農業を支えていく世界農業遺産の取組は、持続可能な社会を目指すうえでとても大切な視点と捉え、活動しています。

【問い合わせ】
NPO法人 ラムサール・ネットワーク日本
〒110-0016 東京都台東区台東1-12-11 青木ビル3F
Eメール info☆ramnet-j.org(☆印は@に置き換えてください)

※このミニフォーラムは地球環境基金の助成を受けて実施しています。
※「田んぼの生物多様性10年プロジェクト」は、以下の企業などからのサポートをいただいています。
JA全農、コープデリ事業連合、MS&ADインシュアランスグループ