ラムサール条約COP10(2008)で、日韓政府とNGOが協働し、「水田決議」X.31が採択されました。その考えをCBD(生物多様性条約) COP10(2010)でも採択して両条約の決議・決定とし、水田の生物多様性の重要性を国際的に周知するという戦略を、NGOと政府が議論する場として、ラムネットJが環境・農水・国交の3省に呼びかけ、2009年に発足したのが「水田決議円卓会議準備会」です。
この準備会は、CBD COP10での水田決議X/34採択やラムサールCOP11(2012)での水田決議のフォローアップの準備など、各省とNGOが互いの垣根を越えて議論できる場として有効に機能してきました。
2024年3月14日には100回目の準備会を迎え、それを記念する懇親会も農水省で開催されました。
(『ラムネットJニュースレター』Vol.55掲載記事を一部改編)