田んぼ2030プロジェクト メールマガジンVol.07(2022年07月28日)
「田んぼ2030プロジェクト」関係者のみなさん
ラムネットJ水田部会からのメールマガジンをお届けします。
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【01】高校生が主役のシジュウカラガン復活させるプロジェクト
【02】生物多様性国家戦略2023-2030について
【03】農水省生物多様性戦略の改定について
【04】田んぼ2030プロジェクトへの協賛企業紹介
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田んぼの生物・文化多様性 2030 プロジェクトとは?
https://tambo10.org/about
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└【01】高校生が主役となり、産官学民の協働し、歴史的越冬地にシジュウカラガンを復活させるプロジェクトが始動
シジュウカラガンという鳥がいます。かつては繁殖地の千島列島から日本へ多数渡来し、宮城県仙台市と多賀城市にまたがる「七北田(ななきた)低地」は、最大の越冬地でした。20世紀初頭に繁殖地の島に毛皮目的で放されたキツネに捕食され、ほぼ絶滅してしまいました。しかし、日本雁を保護する会などによる40年に及ぶ羽数回復の取り組みで、その数は1万羽を超えるようになりました。
その群れを、歴史的越冬地の七北田低地に呼び戻す取り組みが昨年10月にはじまりました。その主役は未来を担う仙台育英学園の高校生で、日本雁を保護する会、仙台ロータリークラブ、東北緑化環境保全(株)が支援します。
育英の高校生は宮城県北部の化女沼を訪れ、シジュウカラガンの大群を体感した後で、ワークショップを重ねて練り上げた提案を、今年5月に開催された公開シンポジウムで、多賀城市長に直接提言しました。この取り組みがユース世代をはじめ地域の人びとの間に広がり、雁とともに住める豊かな未来都市となることが期待されています。(呉地)
詳細は、以下のサイトをご覧ください。
[仙台育英学園ホームページ]
・化女沼のシジュウカラガン観察会に参加した様子がテレビ番組で紹介
https://www.sendaiikuei.ed.jp/hs/info/detail—id-1749.html
・『世界湿地の日』のサイト上で生徒が取り組んだプロジェクト実施内容が掲載
https://www.sendaiikuei.ed.jp/hs/info/detail—id-1764.html
◎シジュウカラガンが宮城「七北田低地」へ舞い降りる日(産経新聞オンライン2023/6/8)
https://www.sankei.com/article/20230608-EH67GOAZ6BLPFLPXVQVQAUWCZA/
◎シジュウカラガン復活プロジェクト(別冊りらく特別号2023年3月)https://drive.google.com/drive/folders/1tmnN2k5nJfvfXznpoX6CAIWGQPFmI32b
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└【02】生物多様性国家戦略2023-2030について
2030年までの我が国の生物多様性保全の進め方を示した「生物多様性国家戦略2023-2030~ネイチャーポジティブ実現に向けたロードマップ~」は、2022年12月のCBD-COP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を踏まえて、2023年03月31日閣議決定されました。
第一部では理念と基本方針をまとめ、第2部は施策事例も含めた行動計画となっているので、地域での生物多様性・生態系保全対策に直接役立つ情報もあります。
戦略本文や関係資料は、下記の環境省のウェブサイトから入手できます。(金井)
◎「生物多様性国家戦略2023-2030」の閣議決定について
https://www.env.go.jp/press/press_01379.html
◎生物多様性国家戦略 2023-2030
https://www.env.go.jp/content/000124381.pdf
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└【03】農水省生物多様性戦略の改定について
農林水産省は、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の採択、「生物多様性国家戦略2024-2030」の策定に対して、「農林水産省生物多様性戦略」の改定を3月に行いました。改定された戦略では、農林水産の現場だけでなく農林水産物の流通・消費・資源循環含めた社会全体で保全を行うこととなっています。
戦略本文や関係資料は、下記の農林水産省のウェブサイトから入手できます。(金井)
◎農林水産省生物多様性戦略
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/c_bd/bds_maff/
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└【04】田んぼ2030プロジェクトへの協賛企業紹介
みなさんも田んぼだよりなどでロゴを目にしていると思いますが、「田んぼの生物多様性向上プロジェクト」の活動に対して2013年から、JA全農・コープデリ生活協同組合連合会・MS&ADホールディングス・株式会社アレフなどから協賛をいただいてきています。協賛金は国内外への田んぼプロジェクトの広報などの貴重な財源として役立てています。また田んぼプロジェクトのイベントにも参加をお願いすることもあります。
それぞれの企業や協働組合がSDGs/生物多様性/水田関係の取り組みを多数実施されています。そのほんの一部ですが以下にご紹介します。(安藤)
◎JA全農 「田んぼの生きもの調査」
https://www.zennoh.or.jp/sr/environment/index.html
◎コープデリ生活協同組合連合会 「佐渡トキ応援お米プロジェクト」
https://tambo10.org/cms/wp-content/uploads/2021/05/006_CoopDeli_Nagai.pdf
◎MS&ADホールディングス 「グリーンアースプロジェクト」
https://www.ms-ad-hd.com/ja/csr/green-earth_project.html
◎株式会社アレフ 生物多様性に配慮した持続的なお米の仕入れ活動
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