ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)は、国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)会員団体による、連続フォーラム「生物多様性国家戦略を考えるフォーラム2022」の一つとして、「自然とともに~ネイチャーポジティブな農業への変革をめざして」を、2022年4月20日にオンラインで開催します。みなさま、ぜひご参加ください。
生物多様性国家戦略を考えるフォーラム2022
自然とともに~ネイチャーポジティブな農業への変革をめざして
生物多様性条約、ラムサール条約などで、「農業は増え続ける人口に対して食料を安定的に供給してきた一方で、生物多様性に与えてきた影響は非常に大きく、ネイチャーポジティブ・生態系回復ができるような持続可能な農業への転換が緊急に必要である」とされています。そのために私たちができることは何でしょうか。「田んぼの生物・文化多様性2030」はポスト2020目標やSDGsを意欲的に組み込み、水田を中心に、連続性を持ったランドスケープ、山~川~里~沿岸域の繋がりでの目標達成を目指します。そのためにはみんなが参加できる新たな協働の仕組みが必要不可欠です。
このフォーラムでは、水田目標2030の新たな課題の中で、以下の3点を中心に議論します。
・T.8 汚染/環境負荷の軽減(有機農業拡大政策についての問題点)
・T.20 水田文化多様性
・T.19 ビジネスの役割
●日程
2022年4月20日(水)18:00~20:00 オンライン開催
●プログラム
フォーラム趣旨説明 道家哲平(国際自然保護連合日本委員会)
・水田の生物多様性向上の取り組み 経緯 呉地正行(ラムネットJ)
・「ポスト2020目標と新水田目標2030」 金井 裕(ラムネットJ)
第1部 事例報告
・「有機稲作農家とみどりの食料システム戦略」T.8
舘野廣幸(民間稲作研究所/かえる農園)
・「コメを売るからコトを売る」~国民理解へ向けて~ T.19
伊藤秀雄(伊豆沼農産)
・「谷津田の自然管理の手法から生物多様性を学ぶ」T.20
手塚幸夫(房総野生生物研究所)
第2部 パネルディスカッション
・みんなが参加できる行動事例を考えよう
●お申し込み(Zoomウェビナー申し込み画面に移動します)
●主催:国際自然保護連合日本委員会
●運営団体:ラムサール・ネットワーク日本
*「生物多様性国家戦略を考えるフォーラム2022」についての詳細は、以下のページをご覧ください。