生物多様性条約のポスト2020枠組みや生物多様性国家戦略などが検討されており、農水省の「みどりの食料システム戦略」も策定されたばかりです。ラムサール・ネットワーク日本でも、これまでの田んぼ10年プロジェクトの成果と課題を踏まえ、2021年以降の活動計画を準備中です。
この学習会では、道家哲平さん(IUCN日本委員会事務局長)にポスト2020農業関連部分をご紹介いただき、谷津田の再生などに取り組む西廣淳さん(国立環境研究所)には、「地球温暖化に歯止めがかからず、第6の大量絶滅期といわれるこの時代に欠かせない役割が水田にある」というお話を伺います。
そのあと、これからの田んぼの活動についてみなさんと意見交換します。
【プログラム】
講演1「国際的な枠組みと農業への期待」 道家哲平さん(IUCN日本委員会)
講演2「気候変動適応策における水田や耕作放棄水田の役割」西廣 淳さん
(国立環境研究所気候変動適応センター)
意見交換:ポスト2020枠組み:水田の生物多様性向上ここがポイント
講演1「国際的な枠組みと農業への期待」 道家哲平さん(IUCN日本委員会)
講演2「気候変動適応策における水田や耕作放棄水田の役割」西廣 淳さん
(国立環境研究所気候変動適応センター)
意見交換:ポスト2020枠組み:水田の生物多様性向上ここがポイント
講師プロフィール 西廣 淳(にしひろ じゅん) 国立環境研究所職名気候変動適応センター 気候変動影響観測研究室室長 研究課題:生態系を考慮した気候変動適応/湿地の生物多様性保全・生態系修復略歴 2007年4月 東京大学 大学院 農学生命科学研究科 助教 2013年4月 東邦大学 理学部 生命圏環境科学科 准教授 2019年4月 国立環境研究所 気候変動適応センター 主任研究員 2020年4月 国立環境研究所 気候変動適応センター 室長 |
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講師プロフィール 道家哲平(どうけてっぺい) IUCN日本委員会 事務局長兼副会長生物多様性条約のNGOにおける第一人者。国際的な情報収集・分析を行い、日本の生物多様性保全の底上げに取り組んでいる。2020年までに日本からの愛知ターゲットの達成を目指し、企業や団体、自治体など多分野のセクターのネットワーク化を行いながら、地域や企業の生物多様性戦略、「にじゅうまるプロジェクト」、UNDB-Jなどの生物多様性保全事業を推進している。 |
【開催日時】
2021年8月30日(月)17:30~19:00
オンライン(Zoom)参加のみ
【申し込み】
参加はオンライン(Zoom)のみとなります。以下のURLからお申し込みください。
https://forms.gle/yf6osonRMdAU5Pa47
申し込み〆切り:2021年8月27日 24時
※申し込みをいただいた方には、8月30日正午ごろにZoomのURL/IDなどををメールにてお報せします。
【問い合わせ】
ラムサール・ネットワーク日本
TEL &FAX 03-3834-6566 Eメール info☆ramnet-j.org(☆印は@に置換)
主催:ラムサール・ネットワーク日本 共催:IUCN日本委員会(予定)
※このイベントは2021年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。